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Derideri

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無題

記事作成お疲れさまです!
ひらいつき様のご感想が前巻同様、原作愛が溢れる素敵なクオリティでとても楽しめました(*´ `*)

僧正さんや脳幹先生、そしてアレイスターや謎の新キャラ、旧約の馴染みあるキャラ達まで丁寧に解説・考察してくださるひらいつき様の禁書語りが今後も楽しみで仕方ありません…!

禁書が好きでよかったー;;って気持ちになります;;

ひらいつき様のありがたいご感想の一字一句に激しく共感しまくりです~~!僧正さんのことを「好きな馬鹿」と評価するところも思わず親指を突き立てて溶鉱炉に沈んでいくほどの、もう悔いはない…!という感覚を覚えました。脳幹先生についてのレビューには毎度爆笑させられます…ww原作で起きた事実なのに、ひらいつき様のノリと勢いのある楽しいご感想でどうしても吹き出してしまいませう…!

アレイスターとローラについてはもう自分が言いたいことは全部ひらいつき様が記事にしていただけたので圧倒的感謝です!! 他にももっと書きたいことありますがとりあえず上里くんの能力に自分も燃えました…!

長文ごめんなさいでした…ひらいつき様の禁書感想記事がほんと嬉しすぎて…!;;

本っ当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!
Re:無題
  • ひらいつき
  • (2015/07/17 15:40)
コメントありがとうございます!
わーーそしてもったいなすぎるお言葉ありがとうございます!すごく嬉しいです!

楽しんで頂けたり、共感して頂けたりと本当に書いて良かったと感じ、とんでもない活力になりました;▽;
好き勝手に書いている感想文ですが禁書はこれからもずっと追いかけて行く作品で、また記事も書いて行きたいと思っているので宜しければ見てやって下さい。

本当にありがとうございます!

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新約13巻



魔神が学園都市に襲来!いったい学園都市の平和と治安はどうなってしまうんだ!
なんて時に「二人乗りだ。ぽやー…」してる場合じゃないですよ美琴さん!

そんなわけで表紙からして美琴ちゃんが可愛くて上条さんとの関係がどう動いて行くのか
注目しながら見て行きたい新約13巻。
読み終わりましたので以下ネタバレ感想書いていきます

それでは怒濤だった今回の展開を簡単にまとめて行きます。



①小萌先生号泣ものの出席日数をどうにかするべく防犯オリエンテーションに参加する上条当麻。
吹寄に追いかけられたり、美琴にビリビリされたり、雲川先輩の包容力に包まれたりと楽しくオリエンテーションを盛り上げていた。

②そんな折、突如下駄箱に放り込まれていた奥ゆかしいラブレター。
意気揚々と屋上へ向かうと待っていたのは今巻の萌えキャラ。魔神・僧正だった

③屋上で長くて熱烈な愛の告白を受ける上条さん。
簡潔にまとめると、曰く「魔神の行動を監視して正しいと判決を下し、制御してくれる採点者が欲しい。その役を上条さんに担って欲しい」との事

④その僧正からの申し出を拒否。
偶然居合わせた美琴を後ろにのせ僧正から逃れる為の怒りのデス・ロードが幕を開ける。

「うほほーい☆」

⑥油で滑って転んだり、クラウチングスタートを披露したり、電飾看板で後頭部を直撃したり、ヘリのローターの高速回転に巻き込まれたりする僧正。
そこに美琴が超電磁砲を放つ。魔神の前に美琴の一撃は簡単に横に弾かれ、さらに僧正は近くの20階建てのビルを泥の腕で掴み、振り下ろした。

⑦そのビルの中にいた1人の少女、秋川未絵。ビルと一緒に金庫も壊れ、強奪寸前となっていた八兆円の液体ダイヤを守る為、ダイヤを抱えてもう1つの逃亡劇が始まる。

⑧そしてデス・ロードを続ける上条さんたちの元に思わぬ協力者、右方のフィアンマの声が届く。
フィアンマの持つ「妖精化」の術式にかけ、フィアンマとの合流を目指す。

⑨僧正に超電磁砲が全く通用しなかった事を受け上条さんの遠さに苦しむ美琴。
真空状態を作り上げるという新たな技を用いて次は僧正の足止めに徹する。
そうしてようやくフィアンマの元にたどり着くが、フィアンマの「妖精化」の術式は敗れてしまう。

⑩道中、未絵を救ったりしながら逃亡劇を続ける上条さん達。
そして工事中の現場に突っ込んでしまい地下のトンネルに入ってしまう。
そこで僧正の能力が土を操るものであると気づく。

⑪そんな時に突然娘々とネフテュスの魔神2人組が現れる。
彼女たちから僧正という存在についての語りを聞き、その上で
彼女たちは上条さんに対して助力を進言し手を差し出す。

「だめ!!アンタ達に、こいつは渡さない!!」
御坂美琴がその緩やかな空気を断ち切る。

⑬上条さんと美琴、2人で僧正との決着をつけるべく第23学区へ
僧正の力により今まで走り抜けてきたコースが一斉に崩れ始め広範囲によって学園都市が破壊される。

⑭しかし被害は無い。
第三次世界大戦やオティヌス、サンジェルマンなどの事件の積み重ねにより学園都市自体が厳戒態勢であったこともあり多くの人々がすでに安全の為に行動を起こしていた。

⑮そして上条さんサイドも僧正にボンベを使って溶岩をお見舞いする。
しかし通じず、さらに“御坂美琴に引きずられるせいで上条当麻らしさが損なわれひどくつまらない”と糾弾される

⑯上条さんはその意見を否定。
またしても御坂とともに逃亡を試みる。
そしてそのことに激昂する魔神僧正。

⑰しかし僧正は美琴の設置したマスドライバーにより宇宙にぶっ飛ばされる。
だがそれで解決する敵ではない。地球近くに来ていた小型天体アローヘッド彗星の上で座禅を組み彗星ごと地球への帰還を企てる僧正。
学園都市や地球へどのような被害が出るか把握した上で上条当麻を試しにかかる。

地球に居る幻想殺しの少年の右腕にピシリと謎の亀裂が走る。

⑲魔神・僧正と決着を付けたのは木原一族だった。
機械の固まりを身につけたゴールデンレトリバーが槍となって大気圏に突入する。
脳幹先生からのアレイスターの伝言を聞き、
僧正は一言「済まなかったな」

⑳僧正と決着がつき葉巻の味を噛み締めているところにアレイスターからの通信
なぜか学園都市に居たはずの娘々、ネフテュスも始末がついたとの事。
それは脳幹先生のプランでもアレイスターの行動でもなかった。

(21)彼女達に始末をつけたのは全く新しい存在「理想送り」の能力をもつ少年だった。
彼により娘々は消えてしまい、ネフテュスも理想送りを受ける。
彼の存在こそが前巻でローラが示唆していたイレギュラーとのこと。

(22)「理想送り」上里翔流から逃げ切ったネフテュスは上条当麻と合流する。


 以上で新約13巻の簡単なあらすじとさせて頂きます!
 終盤はかなりの怒濤の新展開となる巻でした!
とりあえずガンガン突っ込んで行きたいのですが、まずいの一番に突っ込みたいのはやはり今回の戦闘スケールでしょうか。自分でもあらすじ書きながら「な、何を言っているか分からねーと思うが…」のポルポルパニック状態でした。
 
 基本的にかまちーの戦闘描写は脳内でイメージするのが難しいんですが今回は特に顕著というか、学園都市の内部で20階建てのビルが振り回されたり、溶岩が雪崩落とされたり、果てには宇宙にまでぶっ飛んだりといくらなんでも世紀末すぎる事になっていました。
 
 僧正からの攻撃を今までの積み重ねで皆殺気立っていたり、脳幹先生のダンディズムによって被害が抑えられたって言われてますけど、もう悪い事言わないから住民は今すぐ学園都市から避難するべき。

 あとサブ的な役回りですがおなじみのキャラクターや最近出ていなかったキャラクターがちょこちょこ出てくれて嬉しかったです。


 それでは以下は各キャラクターにスポットを当てて感想を書いて行きます。



●まず今回のメインとなった御坂美琴

 私は基本的に戦闘中に恋愛感情に重点を置いて動かれるのは好きじゃないんですが、むしろ今回は戦闘中に揺れ動く心理描写の方がメインという新しい切り口で、読んでいて嫌な気持ちにもならず斬新で楽しく読めて、なにより美琴が可愛くて更に好きになれました。
  前巻のサンジェルマンもそうですけど長期シリーズだからというのと作者の冒険心とでこういう面白い事に挑戦してくれる事もこの禁書シリーズが好きな理由の1つです。でも三巻みたいなカメラ視点はもう止めてくれよ!

 さて、そして今回の美琴がメインとなって描かれた事は今後話が進んで行くのに従って、御坂美琴としてどのようなスタンスで上条当麻の側に居るかという問題でした。

 現在上条さんの周りにはインデックス、オティヌス、御坂美琴の主に三人の女の子が居ます。
 インデックスは上条さんの帰る場所であり、上条さんの帰還を信じる「待つもの」というスタンス。
 オティヌスは理解者として叱咤激励しながら魔神としての知識を活用して上条さんをサポートする「専門家」というスタンス。

 では御坂美琴はどうするか?

 彼女の性格的にインデックスのように待つということは出来ない。かといってオティヌスのように専門家でもない。御坂美琴個人の願いは上条さんに必要とされながら、上条さんの隣で一緒に戦うというものでした。
 そして今回でその問題に真正面からぶつかり、その困難さに苦しむ事となります。

 今までも上条さんと一緒に戦おうとして途中で離脱を余儀なくされてきたことに不満を抱えていた彼女ですが、今回で今まで自分が目指していた場所がどれほど困難で遠い場所だったかを確信として思い知る事となりました。

 読む前の口絵から何となく不穏な空気はしていたんですが、住む世界の違う魔神たちや自分からずっと遠い場所で戦う上条さんの姿をみて傷つく描写はかなり読んでいてキツいものがありました。追いつこうともがけばもがく程遠さを思い知って惨めになってしまう。どこまでも悪循環なんですが決して上条さんが悪いという話でもなく、寧ろ上条さんは美琴が惨めだなんて事は全力で否定してくれるでしょうけれど、それすらも美琴を惨めにする。遠くに感じてしまう。

 僧正をはじめ三人の魔神達から、現在この戦場に御坂美琴が参加している事実を否定され、そして上条さんによって肯定してもらいましたがそれでも、最終的に彼女の心に残ったのは大きな爪痕でした。

 さらに心に爪痕を残した一番の人物は見ず知らずで規格外の魔神ではなく、自分を庇ってくれた上条さんであるという事実にすらも直面してしまいました。

 
 かなり美琴のメンタルを抉ってくる今巻ですが、現在の新約では魔神も出てきてかなりのインフレが進んでいる状態で旧約から今でも何人が真正面から戦えるのか分からない状態ですから、この問題に直面しているのは美琴だけではないんでしょう。
 なので助っ人としてフィアンマを登場させたチョイス大好きです。

 こんな苦しい想いをしてまで追いかける事無いじゃんとも思ってしまいますがそこはもう「しょうがねーだろ好きになっちゃったんだから」としか言いようが無いですし、止めろとも言えないですね。 

 待つという事は出来ない。でも追いつけない。

 この2つの間で今後彼女がどんな決断をしていくか。
 そういうキャラクターの心理面も重視して今後の展開をハラハラしながら見守って行きたいです。一応メインキャラクターの心理描写については結構かまちーを信用していたり書き方が好きだったりするので、丁寧に綺麗に描いてあげて欲しいです。




●「うほほーい☆」
 そして次は今回の敵キャラだったクレイジーエネルギッシュ萌えキャラゾンビじじい・僧正

 いや12巻で結構感情的でかわいいじじいだなとは言いましたが誰がここまでのじじいにしろと言った…!
 上条さんを下駄箱ラブレターで屋上に呼び出したり、熱烈な愛の告白をしたかと思えば、「うほほーい☆」なんて威厳もへったくれもない奇声を上げながら学園都市を疾走するとは想いもしませんでした。

 ネット喫茶を嗜んでみたりクレーンゲームのガラスケースに張り付いてみたり可愛いな

 またこいつにぶつける攻撃が全部ショートコントみたいな攻撃法ばっかりなのは一体。
どうして油で素っ転んだり、電飾看板に頭をぶつけたりしているんだ…!

 しかし禁書敵キャラあるあるなんですが行間で行われる過去掘り下げはやっぱ心躍りますね。

 かつては確かに一切衆生の救済を目指した筈なのに目的を失い役割を失ってしまった為にただの血まみれの象牙をふるう存在になってしまった。そして自分を産み出したのは救おうとした衆生だからこそ、そんな産み出された自分の存在が動く事自体が救済であると結論づけてしまった。

 うーーん良い馬鹿だ…私の好きな馬鹿だ…
 こんな馬鹿ならそりゃ「うほほいパワフル萌えじじい」にだってなってしまうか…
 どうしても話を聞いていると魔人達について「世界の果てだ…!!」ってはしゃぎたくなるんですが、僧正は世界の果てに辿り着いた上でまだ救おうと自分の暴走すらも救済になると結論づけてしまったって感じですね。(分かりづらい)

  ほんとかなり好きな狂い方と行動原理のキャラなんでここでの退場は惜しまれる。
未絵の「やたらとパワフルなおじいちゃんに助けてもらっちゃった」の発言から僧正が自分の目的を新たに見つけて未絵と僧正のとんでもおじいちゃんと孫コンビが出来ないかと期待したんですがそんな事は無かったぜ!

 ですがラストの脳幹先生とのやり取りもかなりテンション上がったんで無問題です!
   あの僧正が済まなかったと謝罪するのか…
は、はやくアレイスターの過去を私に与えてくれーーーー!



●今回新たな扉を開きかけた上条当麻 

  今回は基本的に美琴がメインだったのであまり深い心理描写は無かったですね。
 ただ善意100%での発言や行動が他人を追いつめるって言う構図は私が大好きな奴です。

 自分のことを思ってくれている事が分かるからこそ自己嫌悪で心に傷を負ってしまうんですよね。悪意が無いからこそ苦しい。

 でもこの問題は上条さんを糾弾する問題ではなく、これを受けて美琴が何を思ってどう行動するかに視点を置きたい問題なので彼ら2人の今後に期待したいです。


 そして上条さんについて特筆したいのはやはり今回起こった幻想殺しへの異変でしょう。

 僧正も言っていましたが今回上条さんは一切幻想殺しを使用していません。
 その幻想殺しがここに来て異常を示してくるというのはかなりテンションの上がる展開です。

「だから、だからさ。御坂、この話にヒーローなんていらないんだよ」
「誰も欠けずに終わらせる事が出来た。それが全てなんだ。」 

 そんな綺麗な少年の願いが歪みとして美琴に恐怖を与える。

 今回では上条さんに一体何が起こったのかは明らかにされませんでしたが上条さんの歪みも新約に入ってからじわじわと描写されているので今後どのようにしてその積み重ねが牙をむいてくるのか楽しみで仕方ないです。
 むしろその歪みが「理想送り」を産んだのでしょうか。

 上条さんは一度新約9巻で徹底的に根本を曝け出して人間らしさを得たと思っていたのですが、むしろちゃんと人間なくせにこんな思想を全肯定で持っているという事に注目して行くべきなのでしょうか。上条当麻二度目の死もまだ少しひっかかっていますし新約もう一度読み返したい…

 冒頭で少し僧正が触れていましたが「上条当麻の本質は右手ではなく魂魄である」という語りもあります。
 新約に入ってから上条さんは「誰かにとっての幸せ」や「皆の救済」など机上の空論のような理想論にも直面するようになり、とくに「しあわせ」ついては僧正という敵もそのようなテーマの敵ですし、今回特に取り上げられました。
 
 そろそろきな臭くなってきたので気を引き締めて今後を追って行きたいです。





●そして今回登場した「理想送り」上里翔流 

 とりあえずこんな奴の登場誰が予想したんだ!!ってこととかまちーのあとがきを読んで大人しく挙手しましたと言っておきたいです。

 前巻でローラが意味深げに示唆していた存在でしたが。上条さんとかトール君とか既存キャラでしか予想してなかったのでまさか全く新しいキャラとは!

 彼については現時点では描写が無さ過ぎて何とも言えないので「ふう〜〜〜〜〜んん??」とだけ言っておきたいです。彼の存在が今後どのように展開に関わって行くか。面白ければ何の文句も言いませんしね。
 ただ個人的にこのまま魔人達と三番勝負するよりは好きな展開です。

 あと上里くんの能力も正直好みすぎて大興奮ものです。

 現実に存在している個人を何もかも全て食い尽くして優しくて安らかな理想郷、新たな新天地に送ってしまう究極の救いの右手。

 上里くん曰く「こんなものが救いになると信じている者限定の能力」らしくパッと聞いただけだととんでもない怪しくて危険な白いお薬みたいな能力で。
 実際これを受けた娘々は心からの歓喜の声を上げながら上里くんの右腕に飲み込まれてしまいました。

 そしてこの上里くんの能力を目の当たりにして幻想殺しと理想送りがどのように衝突して行くのか…正直楽しみで楽しみで仕方ないです。




●相変わらずダンディ男のロマン全開な脳幹先生
 
 脳幹先生が出ただけで安心感に包まれてテンションが上がる病気にかかってしまった…!
 
 相変わらず脳幹先生と唯一ちゃんはイラスト化に恵まれないのですがなぜなんだはいむらー

 そして相変わらず行動理念がダンディでロマンだ。
 人的被害を抑えた結果報告を聞いて「ならばよし。…そうでなければ獣と同じだ」もう並の人間よりもカッコイイ犬だ…

 脳幹先生と一緒に今回あまり出番のなかったアレイスターについても話しておきたいのですがこの2人のやり取りはやっぱ悪友みたいで良いなあ。
 とりあえずアレイスターの主な行動理由は彼の娘に起因しているということが確定しました。

 まだなにがあったかは詳しく分かりませんが脳幹先生の発言や僧正の謝罪から世の中を良くして行きたい、人類を余さず救ってみたい。そんな幼稚な歯車によって彼の娘は命を落としたようです。うーーんうまく今後の展開に絡んで来そうな死因だ…

 さらに上里くんの出現はアレイスターたちも全くの想定外だったようです。

 そしてアレイスターの望みとアレイスターという男を知っていたからこそ異分子「理想送り」の出現を確信していたローラ。

 とりあえずローラさんの愛憎入り交じってそうなアレイスター評が好きすぎる。


●最後にあまり活躍が出来なかったフィアンマ

 美琴の話の時にも言いましたが、今回で出されたキャラがフィアンマだったということはかなり好きです。活躍の場が少なく肩すかしを食らってしまったのはあらすじでハードルが上がりすぎていた事もありますが、確かに僧正に手も足も出なかった事も事実です。

 旧約ラスボスがあっけなく散ってしまう事によって現在どれほどのステージでの戦闘になってしまっているのかが改めて分かりましたし、アイツならまた這い上がってくるという謎の信頼感があります。

 ロシアで倒されてから何を思って来たのか。
 それが描写されていた事、そして妖精化でオティヌスを食い止めきれず実際に一度世界が壊れるのを許してしまった事を自分の罪だと思っている事。

 あとフィアンマのことを「世界の救済を願った男」と改めて呼称していたことも嬉しかったです。

 フィアンマも一通さんばりの上条さんファンクラブの一員になっているような感じでしたし今後に期待です。期待というかアイツなら絶対帰ってくるね!更にパワーアップして帰ってくるね!間違いないね!



以上で新約13巻の感想となります!

 はじめの僧正の語りが回りくどすぎなことや、戦闘描写がスケールもあわせて想像出来なさすぎること、あと結構なページを割いていた割に秋川未絵の逃亡劇が話に特に大きな役割を持たなかったことが今回の気になったところでした。

 あとは心理描写がとことん細かく丁寧で、怒濤の展開により今後の展開もかなり期待値の上がった巻でした。

 きっと三ヶ月後になるであろう新刊を楽しみにしながら感想を終わります!

ここまで読んで下さりありがとう御座いました!

 

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無題

記事作成お疲れさまです!
ひらいつき様のご感想が前巻同様、原作愛が溢れる素敵なクオリティでとても楽しめました(*´ `*)

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禁書が好きでよかったー;;って気持ちになります;;

ひらいつき様のありがたいご感想の一字一句に激しく共感しまくりです~~!僧正さんのことを「好きな馬鹿」と評価するところも思わず親指を突き立てて溶鉱炉に沈んでいくほどの、もう悔いはない…!という感覚を覚えました。脳幹先生についてのレビューには毎度爆笑させられます…ww原作で起きた事実なのに、ひらいつき様のノリと勢いのある楽しいご感想でどうしても吹き出してしまいませう…!

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長文ごめんなさいでした…ひらいつき様の禁書感想記事がほんと嬉しすぎて…!;;

本っ当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!
Re:無題
  • ひらいつき
  • (2015/07/17 15:40)
コメントありがとうございます!
わーーそしてもったいなすぎるお言葉ありがとうございます!すごく嬉しいです!

楽しんで頂けたり、共感して頂けたりと本当に書いて良かったと感じ、とんでもない活力になりました;▽;
好き勝手に書いている感想文ですが禁書はこれからもずっと追いかけて行く作品で、また記事も書いて行きたいと思っているので宜しければ見てやって下さい。

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